今頃になって知った。
東京ハードコアシーンの中心的ライブハウスの1つ西荻窪WATTSの閉店が 先月の10/21に、とても悲しい理由で決定になってしまったとの事。 最近の状況しか知らないけど、やっぱり近隣の住人からの苦情が凄くて 数年前からずっと潰れるか?潰れるか?って感じだったけど、先月のその日に あった、店・客とは無関係な人間への傷害事件が決定的な原因となり、 急速に閉店に追い込まれたとの事。これは、酷い。最悪の理由じゃないか。 僕も数度、WATTSには行った事があるけど、確かにWATTSの 店の前での客の溜まり具合は都内のどのライブハウスと比べても酷かった。 WATTSに客として来た僕ですら、ちょっと怖いくらいの人数が店の前で 座り込んで酒を飲んで騒いでいた。あれじゃあ苦情が出ても仕方がない。 つーか店の対応も甘かったと思う。他のライブハウスは大概外に人立てて 「店の前に溜まらないで下さい」って声かけてるから。 ましてやあのジャンルのあの客層で。 20000Vから締め出され、antiknockもキレイになって変わっちゃって、 シンバラインもD.O.Mも閉店中の今、ジャパコアを始めとする鋲ジャン・ モヒカン・タトゥーいっぱいみたいな如何にもなハードコアの受け入れ先って 相当少なくなってる。そんな中での今回のWATTSの件。 直接引き金になった事件の事ではなく、これまでの振る舞いも省みて、 自分たちで自分たちの首を絞めているとは考えられないのだろうか? 僕はハードコアが好きでライブも見に行くけど、暴力も傍若無人な振る舞いも嫌いだ。 80年代のハードコアシーンを抜けてきた人は甘っちょろいと思うかもしれないが 僕は腰抜けだから痛いのは嫌だし、赤の他人に悪い人だと思われたくもない。 あんな暴力的なシーンが存在できたのはあの時代だったからであって、 北斗の拳の再放送すらままならない現代においては100%不可能であろう。 勿論僕もライブでは暴れることもあるし、盛り上がらないライブなんて 楽しくもなんともないんだけど、ライブで暴れるのと暴力は完全に別。 ましてや過去に報道されたような、某バンドメンバーの拉致暴行事件やら 某バンドメンバーの暴行殺人事件やら、対外的な暴力なんてもってのほかだ。 それこそジャパコアなんて北斗の拳の悪役みたいな格好しててそれだけで 周りを威嚇してんだから、対外的なマナーぐらいはちゃんとしなきゃ、 本当に都内でライブできるとこ無くなっちゃうんじゃないだろうか。 そんな事でハードコアが白い目で見られて、活動が制限されるのは悲しい。 WATTSなくなるのかー…。あんま行ってなかったけど寂しいなぁ。
by mitsu-rock
| 2005-11-07 07:00
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